こんにちはRickyです。
先日まとめサイトのNAVERまとめが2020年9月30日にサービスを終了することを発表しました。
この影響を考察します。
目次
誰でも簡単に執筆できるまとめサイトだった
NAVERまとめは誰でも簡単にネット上のあらゆる情報をまとめた記事を投稿できるサービスでした。
趣旨としては非常に良いものでしたが、情報をまとめるという特性上、真偽不明の情報をまとめた記事が量産され、サイトの情報の品質は極めて低いものでした。
インセンティブが品質低下を後押し
これに加えNAVERまとめではページの閲覧数に応じた報酬を受け取ることができました。
このため、専門性や知識の乏しい執筆者による内容の薄い生地が報酬目的で量産されるようになりました。
これだけならまだしも、強力なSEO対策によってGoogle検索の上位に頻出するようになり、ネットユーザからは「本当に必要な情報にたどり着けない」という声も多く聞かれました。
今後のまとめサイトの在り方とは?
先述の通り、NAVERまとめの趣旨自体はとても良いものだったと考えています。
うまくいけば良質な情報をまとめ、検索の負担を軽減する効果が期待できたからです。
しかし実際はそうはなりませんでした。
決してインセンティブが悪いわけではありません。一般の投稿者に内容を頼っている以上、インセンティブと内容の充実は相反関係にあるからです。
日々情報が溢れていく社会でまとめサイトの意義はますます大きくなっていく中で、その品質や収益体系、執筆者の選別が課題となっていくでしょう。