今回はiPhone XRのカメラ性能についてレビューしていきます。
目次
時代は変わりつつある
iPhone XRの発売当初ですら2眼レンズ以上がスタンダードになりつつあった中で、XRのシングルレンズは物足りない、廉価版だという評価がいろいろなところでされていました。
とりわけ2018年後半から2019年にかけてスマホのカメラの一気に多眼化がすすみ、Huaweiがライカ監修のレンズを搭載したり、中華勢がSONYの最新の48MPもの高解像度レンズを素早く搭載してくるなど、スマホのカメラを取り巻く状況は一気に変化しつつあります。
そんな中でiPhone XRのカメラに的を絞ってレビューしていきます。
まずお断りしたいのが、比較機種を持っていないのでiPhone XRで撮影した写真のみの掲載となります。
また、ただカメラのみの高性能を求めればHuaweiのP30などのスマホに軍配が上がります。その辺りをあらかじめご了承ください。
(クリックで元画像を表示します。ファイルサイズが3〜5MBと大きいので、モバイル回線の場合は注意してください。加工は一切していません。)
晴天・構造物
神戸大学の学内と神戸港でいくつか写真を撮ってみました。
赤本などでよく見る時計台の写真と、工学部棟、先端膜工学センターとそれから神戸港に停泊していた船の写真です。
建物など角ばったもの、直線が多いものはかなり得意と言えそうです。
空の色、雲とのコントラスト、自然の緑、いずれも綺麗に発色していると思います。
マクロ撮影
被写体に近寄って撮影してみました。
被写体に接近すると背景が勝手に程よくボケてくれます。かなり気に入ってます。
夜景・発光物
夜景やイルミネーションなど、暗いところでも光っている被写体は結構綺麗に写っていると思います。
暗所撮影
夜の神社で撮ってみました。
写真で写っているよりもっと暗かったので明るく写ってはいますが、やはり所々ノイズが目立ちます。
やはり暗所撮影は最新の高ISOのセンサーを載せたスマホが有利と言えそうです。
おまけ
キャンプで撮った焚き火が綺麗だったので載せてみました。
まとめ
全体としてとても優秀だと思います。
暗所撮影などの弱点はあるとは言え、今までデジカメが担っていた役割のほとんどをiPhone XRが奪いました。
iPhone XRに乗り換えてから写真を撮る機会が増え、画像を綺麗に残せることがこんなに楽しいんだと思えるようになりました。
この記事が皆様のスマホ選びの参考になれば幸いです。