こんにちはRickyです。
今回は発売日にiPhone 14 Pro Maxが届いたので、外観や各種ベンチマークについて書いていきます。
iPhone XRからの乗り換えなのでかなりの変化に驚きました。
一番の変化はやはり12MPから48MPへと4倍の画素数となったカメラですね。Androidで搭載されるハードウェアやソフトウェアの機能を数年遅れで採用するAppleは、やはりソフトウェア処理に限界を感じたのでしょう。
今回の14シリーズでは無印の進化はほぼなかったため、今買うなら値下げされた13や12がおすすめです。そのためProシリーズ購入を検討しているユーザ向けにレビューしていきます。
Dynamic Island については別記事にしたのでこちらを御覧ください。
目次
外観
まずは外観から見ていきましょう。
とはいえ、ほとんどiPhone13ProMaxと同様になりますが、主な変更点は前面のノッチがDynamic Island(ダイナミックアイランド)になったこととカメラの出っ張りの増加です。
1枚目と2枚目はカメラの保護ガラスをつけたあとです。
やはりカメラの出っ張りが気になりますが、ケースを付けての運用であれば机に置いたときも特に気にならないと感じました。本体の重さもあって安定しています。
ベンチマーク
AntutuとGeekBench5でXRと比較しました。
iPhone 14 Pro Max については、シングル: 1891、マルチ: 5257、Metal: 15673 という結果になりました。iPhone XR から4年が経過したわけですが、シングル: 約1.7倍、マルチ: 約2倍、Metal: 約2.8倍でした。当時のXRの購入価格が10万円弱に対し、14 Pro Max は17万9800円と約2倍の価格ですが、コストに見合う性能に仕上がっているのではないでしょうか。
iPhone 13 Pro Max のA15 Bionic チップとの比較では、CPUスコアが約15%アップ、Metalスコアも同様に微増のようです。プロセスルール(配線の細かさ)が5nmから4nmへ細かくなったとともに、トランジスタ搭載数が150億から160億へ微増した結果でしょう。
巷ではスコアが伸びてない!という声も聞かれますが、省電力性能が進化しているため体感では非常に満足しています。
カメラ性能
さあいよいよお待ちかねのカメラ性能です。
サムネイルで低画質表示していますが、クリックすることで元画像を見ることができます。ファイルサイズが非常に大きいのでモバイルデータ回線などの方はご注意ください。
やはり48MPは圧巻ですが、48MPは設定のProRawをオンにしないと利用できないので、最低でも70MBほどの大きなファイルサイズになってしまうのが難点です。
すべての写真を48MPにすれば一瞬でストレージを圧迫してしまうので、大事な写真のみ48MPで撮る、撮影後すぐに編集書き出しして元画像を別の場所に移すなどの運用が必要そうです。
また今回驚いたのはマクロ撮影です。iPhone XRではここまで寄ることは全くできませんでしたし、外付けのマクロレンズで撮影してもこんなにくっきりはっきりとは撮影できませんでした。
ノイズで変色したり、ピントが上手くあっていないなど、14 Pro Max との仕上がりの違いが分かります。
ProMax、デカすぎ…?
以前からPro Max シリーズを使っているユーザにとっては間違いなく14 Pro Max は進化を感じられます。しかし私のようにXRやmini シリーズなど小型機種からの乗り換えだと取り回しのしやすさが気になりますよね。
先に言わせてください。最近のYouTuberの方々などのレビューでは、iPhoneを1g単位で測って重いだの軽いだの言っていますが、はっきり言ってムダです。
多少重い軽いは感じたとしても、別に耐えられない範囲ではありません。私はPro Max を一週間使ってみて重いと感じたのはベッドで横になって操作しているときだけでした。
これから購入する方に検討すべき点をアドバイスをするなら、次のようになります。
【女性や手の小さい方】
- 画面の端まで指が届かない可能性が高い。両手操作を許容できるか。
- スカートなどの薄い服のポケットに入れると、重さで引っ張られる可能性が高い。バッグやサコッシュなどに入れて持ち運べるか。
【その他大勢の方】
- 持ち方を工夫すれば指は端まで届きます。何もストレスはありません。
- 重いと感じたら筋トレしてください。運動不足です。
画面の大きさはやはり正義です。Pro Max は重いデカいと言われますが、人間の限界を超えるわけでも日常生活の限界を超えるわけでもありません。これらは使う側の心の広さの問題で、むしろ大画面による恩恵のほうが大きいと思います。Safariなどのブラウジングでは拡大率を下げることによって情報表示量が圧倒的に増えました。結論としては、気になったら買え、Proでなければいけない理由がなければPro Max を買え、です。
バッテリー持ちは最強。
大きな本体サイズによって得られる恩恵がまさにバッテリー持ちです。
普通に使って1日半〜2日、あまり触らない人で3日目に突入できるバッテリー容量となっています。以下のような検証をしてみました。
- バッテリー100%で外出
- 朝8時から夜20時までYouTubeをバックグラウンドで流し続ける
- 途中で画面をつけてYouTubeを1時間ほど視聴
- SNSやブラウジングを3時間ほど
この条件で帰宅したときの残量は56%でした。旅行先などではこのまま機内モードにして就寝すると、次の日の午後まで余裕で使えそうです。
ちなみに、100%で朝9時に家を出て21時に帰宅、少しブラウジングをする程度のライトな使い方では70%の残量がありました。これなら3日いけちゃいます。
まとめ
今回はiPhone XR から4年ぶりの買い替えとなった私の感想を、できるだけ贔屓なしでレビューしました。Pro Max のサイズに不安がありましたが、カメラアップデート、Dynamic Island など新機能が目白押しで非常に満足度は高かったです。
iPhone 12 や iPhone 13 などの比較的新しい機種のユーザは買い替えに迷うこととは思いますが、そのあたりも後日記事にできたらと思います。
14 Pro と 14 Pro Max で迷っている方、旧機種からの買い替えに迷っている方の参考になれば幸いです。
Dynamic Island にフォーカスした記事はこちらを御覧ください。