今回はiPadやiPhoneでAssisiveTouchを使う方法について解説していきます。
目次
AssistiveTouchとは
AssistiveTouchとはその名の通り、「タッチを補助」してくれる機能です。
昔はホームボタンが利かなくなったiPhoneでホームボタンの代わりをさせたりなんて使い方もできました。
(最新のiPhoneではホームボタンそのものがなくなってしまったのでこれを使う意味はありませんが。)
そんなわけで一層影が薄くなってしまったAssistiveTouchですが、使わずに放置してませんか?
こんな便利な機能使わなければもったいない!ということで、AssistiveTouchのおすすめのセッティングを解説していきます。
組み合わせは自由自在
AssistiveTouchを有効にするには、「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」と進んで一番上のAssistiveTouchのトグルをオンにします。
すると画面に何やら四角いものが現れましたよね?これで操作を行います。
(以下、スクエアと呼びます。)
おすすめセッティング
私がおすすめするセッティングはこんな感じです。
画面の真ん中らへんのカスタムアクション、これが重要です。私は
- シングルタップに「メニューを開く」
- ダブルタップに「画面をロック」
- 長押しに「スクリーンショット」
を登録しています。
特にダブルタップの「画面をロック」が非常に便利です。スクエアは当然Apple Pencilでも操作できるのですが、私は長時間メモやノートをとるときは頻繁に画面をオフにしています。これのおかげで画面をトントンっとするだけで画面を消灯できるので、電源ボタンに手を伸ばさなくてよくなりました。
言葉では伝えられないほど便利。物理ボタンを消耗させないので精神的にもGOODです。
あと私は長押しにスクリーンショットを登録しています。これはお好みで設定してみてください。
また待機状態時の不透明度は20%に設定しています。濃過ぎても邪魔だし薄いと迷子になっちゃうのでこれくらいが丁度いいんですよね。
補足:カスタムジェスチャ
先ほどのAssistiveTouchの設定画面の上の方に「最上位メニューをカスタマイズ」という項目があります。ここで「カスタム」を入れておけば、そこから任意のジェスチャを呼び出すことができます。
簡単に言うと、自分の代わりにタッチ操作をさせることができます。AssistiveTouchの一番下のカスタムジェスチャの「新規ジェスチャを作成」から自分好みのジェスチャを作ることができます。
例えば何度もスクロールして文書を読む場合に、代わりにスクロールさせたり、画面を連打させたりできます。
ここで注意してほしいのは、カスタムジェスチャでは指を画面につけてから離すまでを1タップとすると、5タップまでしか記憶することができません。そのため連打なども5回までです。
もしゲームなどでほぼ無限に放置で連打させるなら「スイッチコントロール」を使うのが」良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか。よくわからずに放置されていることも多いAssistiveTouchを有効に使って、快適なiPadライフを。