こんにちは。
皆さんはスマートウォッチを使っていますか?
私は使っていないのですが、周りの友人達が使っていて、便利そうで気になっています。
私はアップル信者なのでスマートウォッチを買うとなると当然Apple Watch一択となるわけですが、調べてみるとバッテリーが1日しか持たないらしい。
Huaweiの製品が2週間持つということなので、1日というのはどうも短すぎるように感じます。
機能がてんこ盛りなので仕方ない部分ではあるのですが、バッテリー開発に明るい兆しが見えてきたので、今回はそんなお話です。
目次
現在のバッテリーについて
現在わたしたちのスマートフォンなどのモバイル端末に搭載されているバッテリーはリチウムイオンバッテリーが主流です。1990年代に登場して以降、どんどん進化を重ね、より小さく、より大容量になってきました。
しかしそんなLi-ionバッテリーも進化の限界が来ていると言えます。
ちょっと古いですが、グラフを見てもわかる通り、近年ではエネルギー密度の進化がだんだんと鈍化しています。
全固体電池の登場
そこで従来のリチウムイオンバッテリーに次いで研究されてきたのが全固体電池です。
従来は電解質に液体を用いていたのに対し、全固体電池は固体なのにイオンを通す不思議な物質を使用します。
そのためショートによって発火したりせず、高密度なバッテリーが作れるといったメリットがあります。
将来的には10倍以上に!?
少し古い2014年の記事ですが、アスキーさんが東北大から引用した記事がありました。
10倍以上の理論容量を持つ全固体リチウム電池開発に成功
現在トヨタなどがEV向けの大型バッテリーを開発していますが、従来のリチウムイオンバッテリーを超える量産可能な製品はまだまだ研究が必要といった印象です。
しかし理論上10倍以上も可能となれば、いつか1週間以上の電池持ちのApple Watchも夢ではないのかもしれません。