今回は書類をスマホで一瞬でスキャンできる無料アプリ、Adobe Scanを紹介します。このアプリはiOS, Android両方で利用可能です。
目次
Adobe Scanの使い方
まずはiOSならApp Store, AndroidならPlay Storeでアプリをダウンロードします。
起動するとこのような画面になっています。
Google, Facebok, Adobe IDでログインしましょう。
Googleのメアドはほとんどの人が持っていますので問題ないとおもいますが、持っていなくても5分ほどで作成可能です。
撮影画面下部はこのようになっています。
① モード選択
② フォトブラウザから選択
③ 自動キャプチャ
④ シャッター
⑤ フラッシュ
となっています。
①モード選択
モードは次の4つが用意されています。
・文書モード:一般的な書類を撮影するとき
・ホワイトボード:ホワイトボードに最適化されたモード
・フォーム:署名を挿入したいとき
・名刺モード:名刺管理に
③自動キャプチャモード
オンにすると画面上を青い点が移動し、書類の角のあたりに止まります。
書類を自動で認識してくれるのでシャッターボタンを押さずにすみますが、現状は撮影に時間がかかります。
明るいところで大体一枚5秒前後かかるので、たくさん資料を撮影する場合はオフの方が良いでしょう。
オフの場合でも撮影後書類の範囲を自動認識してくれるので、精度自体はあまり変わりません。
また撮影後に自分で選択範囲を動かして、データ化する部分を指定することもできます。
文書モードを試す
文書モードで書類を撮ってみました。
最近は著作権とか色々大変なので今回は僕が書いたレポートの一部です。
クリックで元画像を表示します。ファイルサイズが大きいので注意してください。
②撮影済みの写真も選択可能
左下の写真のマークをタップすると、撮影済みの写真も選択可能です。
これでメールなどで添付されてきた写真なんかもデータ化できます。
iPhoneの場合、「写真マーク」→「全ての写真を表示」で撮影済みのアルバムの一覧を表示できます。
撮ったばかり(ダウンロードしたばかり)の写真なら一番上の「すべての写真」で表示できます。
撮影したデータを共有(保存)する
左上のホームボタンをタップすると撮ったばかりのデータが表示されています。
「共有」→「コピーを共有」からPDF形式で保存できます。
iPhoneの場合このような画面になっています。
ファイルに保存でiPhone本体かiCloudドライブに保存できます。
僕はよく頂いたハンドアウトを即座にデータ化するので、その時はAirDropでiPadに転送してからiCloudドライブに保存しています。
こうすることでiCloudの更新反映を待たずに、iPadですぐに書類に注釈を入れられるので便利です。
CamScannerとの比較
他にも有名なスキャンアプリとしてCamScannerがあります。
僕は以前CamScannerを使っていましたが、現在はAdobeScanしか使っていません。
CamScannerは撮影したファイルを画像ファイルとしても保存できますが、書類はほとんどPDFで閲覧しているので、画像は不要になりました。
またひどいことに、CamScannerでPDF書き出しをすると全ページ下部に大きく「CamScanner」の文字が挿入されます。
僕はこれに耐えられなかったのでAdobeScanに乗り換えました。
まとめ
いかがでしたか。僕はAdobeScanのおかげでほとんど紙類を持ち歩かなくなり、カバンがとても軽くなりました。
技術の進歩に感謝です。なんてったって無料ですからね。
皆さんもぜひ活用してみてください。