今回は家にあった白熱球をダイソーのLEDと交換してみました。
目次
LEDって高くない?
エコや省エネが叫ばれて久しく、世の中は電車の蛍光灯も、信号も、家庭の電球も、あらゆるところがLED化しつつあります。
しかし我が家はそんな時代の波から取り残されていました。
LEDってなんか高いイメージがあったし、毎月出費がかさむ中LED買おう!ってなかなかならなかったんですよね。
パナソニックの、E26口金、60WのLEDの値段を調べてみると大体1500〜3500円。やっぱりいいお値段。
ダイソー徘徊中にLEDと遭遇
ある日ダイソーを徘徊しているとLED電球と遭遇しました。目を疑いました。LEDのおもちゃみたいなライトじゃなくて、LED電球。
左が400円、右が150円でした。この他にも豆球とか、短いバージョンの蛍光灯(規格がわからなくてスミマセン)型のLEDとかもありました。
流石に安すぎ…爆発とかしないよね…?と不安になりながらも、とりあえず交換したいと思っていたE26口金の電球で良さげなやつを2つ選んでみました。
この2つ、何が違うのかというと、400円の方が0.6Wだけ消費電力が少ない。面白いのはどちらも寿命が値段x100時間になっていること。
交換してみた
もともと付いていたのはこの60W白熱球。
1日にそれほど長く点灯させないところだったので、切れそうな兆しは全くありませんでしたが、何せ発熱がひどかったです。ああ、電気エネルギーを無駄に熱で放出してるなあって感じでした。
点けて数秒で手でさわれないくらいアツアツになり、そのせいでプラスチックカバーの上の方が焦げて茶色くなっていました。
新しいLED電球をつけてみた様子がこちらです。
白熱球と比較して、ほぼ一緒。というか、全く一緒。
色が濃い方が400円だったと思います(違いがなさすぎてすぎてわからなくなりました)。
LEDは白熱球より指向性が強いので、選ぶなら周囲300°に光を放出する「全配光」タイプがいいみたいに書かれている記事がありましたが、周囲180°にしか光を放出しないこの「広配光」タイプでも十分明るかったです。
カバーがいい仕事をしているのかなとも思いましたが、カバーなしでも十分明るかったので、少なくとも我が家のこの用途では十分だとわかりました。
そして何より驚いたのは手で触れること。触っても全然熱くない。正確に言えば、ほんのり温かい程度。
ちなみにLED電球の発熱するスポットは明るいところより根元の部分でした。
やはりわずかに0.6Wの差といえど、150円の安い方は、高い方に比べると少しあったかい気がしました。
LEDの寿命の多くはLEDの発光素子ではなく、制御回路のコンデンサなどの劣化が原因です。そのためしっかりと放熱対策がされている400円の方が寿命が長いのも納得です。
また、400円の方はずっしりしていて、メカメカしいものを握っている感じがしましたが、150円の方はなんというか、スカスカしていて握ったら割れそうな感じがしました。
背面に重さの記述があり、
- 150円:28g
- 400円:52g
と、400円の方がほぼ2倍の重さでした。
とはいえ150円の方もしっかり明るかったので、ちょっとLED電球を試してみたい方にはいいのではないでしょうか。
まとめ
ダイソーのLED電球は十分実用的で、明るさも白熱球と見分けがつきませんでした。
この記事の執筆時点で400円の方を使って1ヶ月ほどになりますが、特に問題なく使用できています。
大きな変化といえば、帰宅して電気の消し忘れに気がついた時の精神的ダメージがほぼ0になりました。(本当はいけないことですが)
家にまだ白熱電球が残っていたら、ダイソーのLEDでおサイフにも心にも優しくなれるかもしれません。