こんにちはRickyです。
最近キャンプブームで品薄になるアウトドアアイテムもあるなか、メスティンが気になっていました。
知らない方に一応説明しておくと、メスティンとはお米を炊くための金属製の容器のことで、飯盒(はんごう)という名前は聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
ダイソーで500円で販売されているメスティンも人気ゆえに品薄・高額転売状態でしたが、家の近所のダイソーで山積みになっているのを発見し、ついつい購入してしまいました。
今回は自宅でダイソーメスティンを使って炊飯にチャレンジしてみたいと思います。
(ちなみに飯盒で炊飯することを炊爨(すいさん)と言うみたいです。)
目次
用意したもの
まずはダイソーで購入したものです。当たり前ですが、メスティンだけではお米を炊くことはできません。
- メスティン
- メスティンを地面から浮かせるゴトク
- 固形燃料
メスティンは500円とダイソーにするとかなりの高価格帯ですが、数千、数万円が当たり前のキャンプ用品の中では破格の安さですね。
3つ合わせても800円で炊飯の準備ができてしまいます。
メスティンは構造が単純なこともあって壊れそうな感じは一切ありません。不満な点は持ち手についているゴムがユルいことくらいでしょうか。自分で剥いでテープを巻いても良いかもしれません。
左下のお箸は面白くて買ってしまいました。登山用品のモンベルの「スタックイン野箸」という似たような商品を持っているのですが、2035円(税込)なのでダイソー野箸(命名)のコスパがすごいですね。
こちらはスタック(重ねて小さく収納)はできませんが、お箸なんてもともと小さいので半分に折れるだけで十分です。
さっそく炊いてゆく!
全体の手順はこんな感じです。
- お米を研ぎ、15分から30分ほど水につける
- 蓋をしてゴトクの上にのせ、固形燃料で加熱する
- 25分ほどして固形燃料の火が自動で消えたら、メスティンをタオルで包んで15分ほど蒸らす
- 完成!
メスティンの良いところは火力調整が不要なところです。
固形燃料は25分ほどで自動で消えるので、ガスバーナーやアルコールバーナーよりも楽チンですね!
登山をする人はだいたいコッヘル(と呼ばれる丸い鍋)をバーナーにかけて火加減を調節しながら様子を見て…としますが、メスティンなら放置して炊飯中にほかの調理もできるし、バーナーを占領しないのもグッドポイント!
さっそくやってみます。(汚いキッチンですがご容赦ください)
まずはお米を研いで30分水に浸します。お米は1合、お水は200mlにしました。
メスティンだとコッヘルと違ってお米を研ぎづらいので、無洗米を持っていくべきだと思いました。
次にゴトクに乗せて固形燃料で加熱していきます。
こんな小さな固形燃料で米なんか炊けるんかい!って思っていましたが、かなりの火力。
そのへんにあったツナ缶を重し代わりにして一緒に温めてみます。
10分ほどすると吹きこぼれますが無視。25分ほどで火が消えるのですぐタオルにくるみます。
このまま15分ほど待つ必要があります。楽しみすぎて早く開けたい衝動を抑えながら待ちます。
さあできあがりはいかに…?
見よこの米粒を!!
これができあがりの様子です。
硬すぎずやわらかすぎず、本当にちょうどよく炊けました!
正直うちの炊飯器よりも優秀かもしれません。
米粒が立ちまくりです。(クリックして拡大してみてください)
ちなみにこのとき深夜2時。さっき温めたツナ缶とビールと一緒に一気にかきこみます。
おいしすぎて1合ペロッとたいらげてしまいました。数時間前に夕飯食べたのにね。
ほんのすこしベチャッとした感じがあったので、蒸らしはしっかりやったほうが良さそうです。つぎは20分蒸らしてみようと思います。
今回は屋内で使用しましたが、実際のアウトドアでは気温・風速・標高など条件が変わってしまいます。
とはいえダイソーメスティンでもうまく炊ければ最高の米にありつけるでしょう!
吹きこぼれは少しだけで、炊いたあとの底はコゲつくことは一切ありませんでした。
このダイソーメスティンは見事、キャンプセット1軍入りとなりました。おめでとうございます。
みなさんもメスティンが手に入ったらぜひチャレンジしてみてください!!