こんにちは、Rickyです。
今回は全国のセブンイレブンで販売されている、セブンプレミアムブランドのイヤホンHA-FX711Fをレビューしていきます。
目次
まずは概要
このイヤホンはセブンプレミアムブランドで、セブンイレブンまたは通販サイトのOmni7限定商品です。
価格は1207円(税込)。
シチュエーションとしては「イヤホンを持ってくるのを忘れてしまった!急いで買わないと!」というようなものを想定しているはずで、イヤホンの購買層である若者をターゲットにした音作りだと予想しました。
付属品はイヤーピースと説明書のみ。非常にシンプルです。
本体は金属と樹脂のハイブリッド。黒はグレーのような色で、金属光沢もありとても1000円のイヤホンだとは思えません。
また、コードにはタッチノイズを抑える溝が縦に刻まれており、細かいところまで配慮されています。
比較機種はこれだ!!
今回比較に使用する機種はSONYのインナーイヤーモニター、IER-M7です。
この機種のレビュー記事はこちらをごらんください。
約8万円のイヤホンと比較するのはハンデがすごすぎて、もはや死体蹴りのようですが、これしか持っていないのでご容赦ください。
そのため、このレビューは普段8万円のイヤホン使用者によるレビューです。
音を聴いてみる。
まずは流行りのJ-POPを数曲聴いてみました。
第一印象は「低音強すぎィ!!」
安いだけあってやはり雑なドンシャリなのかと失望しかけましたが、よく聞くとただのドンシャリではないことはすぐに分かりました。
ドンシャリの特性を持ちながら、女性ボーカルもきれいに響いています。
低音から中音、高音までまあまあの解像度で鳴らしてくれます。
そして低音はズンズン響き、ボワ付きもすこし抑えられています。
このクオリティで1207円は驚き。
さすがにM7と比較すると解像度も低音のボワ付き、高音の刺さりが気になりましたが、私みたいなハイエンドモデルユーザの通話用などのサブとして、エントリーユーザのメイン機としても、十分使えるのではないかと思いました。
もし私がこのイヤホンの値段を知らずに購入するなら、余裕で2500円は出していました。
まとめ
数年前に、まだセブンプレミアムブランドのイヤホンがパナソニック製だったときに購入したことがありましたが、それはフラットな当たり障りのない音響特性でした。
しかし今回のJVCケンウッド製のイヤホンは完全なドンシャリで、低音のボワ付きもある程度抑えられ、ポップス、ロック、EDMにぴったりな特性に仕上げられていて驚きました。
もし出先で緊急にイヤホンが必要なときは、セブンプレミアムのイヤホンは間違いなく買いだと思いました。