みなさんこんにちは、Rickyです。
私は今年の2月にこんな記事を投稿していました。
スマホ購入は5G対応まで待つべき?いやいや、全然そんなことないって話
簡単に説明すると「やたら5Gがもてはやされているけど、エリアがしょぼすぎて一般に普及するのは数年先。5G搭載のスマホを待つ意味なんて無いよね」って話をしました。
この記事を読んでいただいた方は、「まさにそうだと思う」「いや、5Gはどんどん普及していく!」のように様々な感想を持ったことだろうと思います。
その記事の執筆から7ヶ月たったいま、5Gの状況を考察してみたいと思います。
目次
エリアが狭すぎ。
一番計画が前倒しの大手といえばNTTドコモ。その対応エリアの状況は次のリンクから確認することができます。
私は2020年8月末時点での対応エリアを見ているので、皆さんが今見ているものとは一致しないかもしれませんが、話を進めます。
エリアを見て気づいた方も多いとは思いますが、エリアマップが公開されていません。
この時点でおかしいと感じるとは思いますが、案の定下の記載を見ると、「〇〇店舗内」「〇〇駅周辺」といった記載ばかりです。
これじゃあまるでポケモンGOの「ポケスポット」ですね笑
(ポケスポットより5G対応スポットが少ないのは言うまでもありません。)
このような対応状況のなか、5G対応スマホが5G対応を大々的に宣伝して登場するのはとても違和感があります。
新技術に期待?
冒頭で記載した以前の記事でもご紹介しましたが、AGCが5G対応のガラスアンテナを開発しました。
このアンテナの良いところは透明で景観を害さず、オフィスビルの窓に設置するなどすればオフィスまるごと5G対応になる点です。
実際にその事例が出てきました。
広島駅近くの通りを5Gガラスアンテナで「基地局化」、AGCとドコモの開発品導入
この記事によれば広島駅近くの広島テレビ本社ビルにAGC製のガラスアンテナを導入することで、ビルないの5G化を実現したそうです。
こういった新技術は大歓迎ですが単純な疑問が湧いてきます。
5Gは高周波で電波が遠くまで届かない、大量のアンテナが必要、すべてのビルに5Gアンテナを導入することなど果たして可能なのでしょうか?
かりにそうなったとして、オフィスビルがない住宅街はどうなるのでしょうか?
思ったよりも先の話かも。
以前の記事では「2020年の末までは5Gを気にせずスマホを買ってもいいのでは」と言いましたが、もうすこし伸びるかもしれません。
5G対応エリアがまるでWi-Fiスポット以下の状況で対応する意味があるでしょうか?
もちろん対応するに越したことはありませんが、それが判断の基準とは現状なりえないと思います。
そろそろ2020年モデルのiPhoneの話題が上がってきましたが、「5G対応は最上位モデルのみ」なんてリーク情報もあります。
今後の状況を注視していきたいですね。